スズメバチ

知らないと危険!ハチ対策

山や川など大自然でのレジャーにおいて、時にそうとは知らず危険な場所に踏み込んでしまうことがあります。特にハチの巣に迂闊に近づいてしまうと大きな事故につながることもあり大変危険です。

ハチ対策についての基礎知識を紹介します!

ハチに刺されないための身だしなみとは

ハチに攻撃されやすい服の色とは?

基本的にハチは黒いものを敵として認識するという習性があります。諸説ありますが、ハチの天敵であるクマが黒に近い色であることから、クマに似た黒い色のものを攻撃対象とみなすのではないかと言われています。

またあらゆる動物の目や鼻などの急所は黒いことが多いため、より確実に敵にダメージを与えるために黒を攻撃するのではないかとも言われています。

いずれにせよ、白い布と黒い布を使った実験結果でも、やはりハチは黒い布に集まるということがわかっています。山や川などハチ被害に遭いそうな場所に出かける際には、黒い色の服装は避けるようにし、頭も黒以外の帽子などで隠すようにしましょう。明るめの服装を心掛けるのがベターです。

香りに気を付ける

香水や香りの強い整髪剤などをつけていても、ハチに攻撃されやすくなってしまいます。汗や食べ物の匂いにもハチは敏感ですが、特に香水には警報フェロモンと同じ物質が含まれているため、ハチを引きつけてしまいます。

また7~9月になるとハチは普段よりも攻撃的になりますので、警戒しましょう。どんなに服装に気を付けていても、巣に近づいてハチにマーキング(毒液をかける)をされてしまったらハチに集団攻撃される恐れが高まりますので、巣には決して近づかないようにしましょう。

ハチに刺された時の応急処置

ハチに刺されたら

ハチに刺されてしまったら、まずは静かにその場を離れましょう。同じ場所にいると仲間のハチが警戒フェロモンに引き寄せられ、再び攻撃対象になってしまう恐れがあるからです。

  1. ハチの針が残っている場合はピンセット、もしくはカードを2枚使ってそっと抜きます。
  2. 刺された箇所の周辺を爪などで毒液を揉みだすように絞り出しながら流水で洗い流します。
  3. 抗ヒスタミン剤を含む軟膏等があれば塗布します。
  4. 濡れたタオルで冷やし、安静にします。

具合が悪くなってしまったら

ハチに刺されることで一番怖いのがアナフィラキシーショックです。呼吸困難や意識障害などの症状が出た場合はすぐに救急車を呼びましょう。

また蕁麻疹や発熱などの症状が出た場合も、速やかに医療機関を受診するようにしましょう。

《参考資料》
蜂に刺されてしまったら – 東京都農林水産振興財団

ハチの巣やハチが近くにいる時の安全な対処法

うっかりハチの巣に近づいてしまったら

ハチの巣があることに気づかずにうっかり近づいてしまったらどうすればよいのでしょうか。踵を返して走って逃げだしたくなるかもしれませんが、ハチは急に動くものを敵と認識する習性があるため、この行動は非常に危険です。

ハチの巣に近づくと偵察隊と呼ばれる働きバチが数匹対象を取り囲みます。その際、ブーンと低い音を出したり大あごをカチカチ鳴らしたりして威嚇してくることがあります。このとき大きな声を出したり、手で追い払ったり、走って逃げだしたりすると敵と認識して対象に毒液をかけ、この毒液に反応して巣にいた他の働きバチたちも一斉に攻撃をすることがあり大変危険です。

そうならないためにも、できるだけ低い姿勢で背中を見せないようにしながらゆっくりと後退してその場を離れるようにしましょう。

ハチが近づいてきたら

ハチが近寄ってきた場合はどうすればよいのでしょうか。ハチも好き好んで攻撃をしてくるわけではないので、巣から離れたハチは滅多に人を襲うことはありません。ましてミツバチともなれば、一度刺してしまったらお腹が千切れて死んでしまいますので、よほどのことがなければ自ら刺してくることはないのです。

決して大声を出したり追い払ったりせず、体勢を低くして静かにハチが去るのを待ちましょう

危険なハチの種類を学んでおけば、いざという時役に立ちます。

まとめ

ハチ対策についてまとめてみました。
せっかくの楽しいレジャーがハチのせいで台無しになってしまったら悲しいですよね。知っていれば避けられるトラブルもあるので、是非覚えておきましょう。